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下半身や顔がむくむと、全体として太って見えてしまうため、女性にとっては悩みの種ではないでしょうか。また、むくんでいると、それだけで動きづらく、仕事の能率が悪い、頭もスカッと冴えないなど、憂うつになってしまいます。
座りっぱなしや立ちっぱなしなど、同じ姿勢を長時間続けることで足がむくんだり、朝起きて鏡を見たときに顔がむくんでいたりといった症状を経験したことのある女性は多いと思います。
むくみは、放っておいてはいけません! むくみのほとんどは、生理的なものですが、なかには甲状腺機能低下症や膠原病、心疾患や腎疾患などの病気が背後に隠れていることも。まず、これらの病気がないことをきちんと確認しておくことも大切です。
これらの特別な基礎疾患がないことがわかったら、いよいよ漢方医学の出番です。むくみは、現代の西洋医学の治療対象にはなりにくい症状ですが、漢方医学では得意分野です。
むくみの原因はさまざま考えられます。いわゆる体質的な部分に加え、ストレスや運動不足による血流障害のほか、ホルモンの影響で月経時や月経前症候群(PMS)の症状としてみられることも多く、その原因は複雑です。
また、むくみに悩む女性は、冷え、肩こり、頭痛、疲れ、胃腸虚弱など、さまざまな症状を同時に抱えている人が少なくありません。
漢方医学では血液以外の水分である「水(すい)」の偏りがむくみであり、水は冷やす性質があって、冷えにもつながると考えています。また、むくみの原因には水のほか、血流障害や新陳代謝の低下によるものもあります。
す。

麻布ミューズクリニックの「むくみ外来」では、漢方的な視点から体調を分析して、むくみの原因や体質に応じた、漢方薬(煎じ薬)の処方や日常生活の指導を行います。
たとえば、むくみの原因として、ダイエットや下剤・利尿剤の使用などの原因がはっきりしていれば、まず原因となっていることを取り除いたうえで、体力や胃腸機能などの体質的背景を考えて、真武湯(しんぶとう)や当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)などを処方します。
むくみの治療では、1〜2か月で効果が現れることが多いのですが、冷えや疲れといった症状の改善には時間がかかることも多く、根気強く漢方薬を飲むことが大切です。
また、「むくみ外来」では、漢方薬だけでなく、必要に応じて運動療法や鍼灸治療、マッサージなどを取り入れた、サポート体制のコースも用意しています。専門医がひとりひとりのむくみの原因に応じて、適切なコースをアドバイスいたします。

さらに、日常生活の中で行うセルフケアで、むくみを解消する方法もアドバイスします。たとえば、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かることや足浴、下肢のオイルマッサージ、散歩などの軽い運動を行うことなどです。日常生活のセルフケアを同時に行うと、より効果的です。
一朝一夕というわけにはいきませんが、根気よく取り組めば、むくみだけでなく、その他の不調も解消し、いつまでも健康で美しく快適な生活を送ることができるようになります。

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